だが、今回は辛かった。
今回購入したサーバはOSが2008srv 64bit版。
各種動作確認を行ってないのでOSを2003srv 32bit版に落とすこと。
元々そのイメージはもってたので、Dellの営業さんに頼み込んで
ダウングレードできるOSライセンスにしてもらってました。
つまり、2003srvのCD同梱済み。
このCDを使って、OSを入替えし、
OS入れたところで
→ WindowsUpdate
→ ウィルス対策ソフトをインスト
→ Dominoインスト
→ 手動でサービス起動し動作確認、確認できたらサービス停止
→ Dominoフォルダをエクスプローラでコピー(約8時間弱)
→ 手動でサービス起動し再度動作確認、確認できたらサービス停止
→ Dominoサービスをユーザに割付
→ 再起動
→
起動しない!!!!!!!!Windows2003srvがですね、
最初のシステム読み込み?んところで止まってその先にいけず。
ctrl+alt+delのメッセージにまでたどり着けない。
サービスがなんだか起動してないっぽい。
つーか、なんでタイムアウト処理しないんだよ!!
この状態はタスクマネージャとか表示もできないから、手が出せられない。
あ、そうそう。
なんで普通一般にしないだろうDominoサービスにユーザを割り付けるか?
というとですね。
自動エージェントでファイルサーバの中身を弄ってるんですよ。
コピーとか移動だとか。
自動エージェントだと、どのユーザがやってるかファイルサーバが
認識できないので、WSHのコードを受け付けてくれないんですよ。
このためにユーザ割付してるんですー。
↓は設定画面。以下の画面はガチの会社の設定なのでユーザ名は消しました。
ドメイン参加してるユーザを割り付ける場合は、『[ドメイン名] \ [ユーザ名]』で。
ただしこれをやると黒コンソールが表示できなくなります。
まぁ管理クライアント使えばOKなんですけどね。
話戻って~~
色々やったけどダメ。もぅダメTT
諦めて再度OSから入れなおすことに。
この決断が結局夜9:00ぐらい。
再度OS入れなおし。から、ウィルス対策ソフトまで入れて
今度は
robocopyでDominoフォルダをコピー開始し、
夜11:20で家に一度帰還。
あとはコピーが朝まで終わればOKで。。。
本日の朝会社着いた時にはすでにコピー完了してました。
robocopyは早い早い。
エクスプローラで約8時間弱だったのが
robocopyは約5時間弱。この差はデカイです。
このあと、Dominoインストールして、
→ 手動でサービス起動し、Domino動作確認
→ robocopyでコピーしたDominoフォルダを移動
→ 手動でサービス起動し再度動作確認、確認できたらサービス停止
→ サービスにユーザ割付
→ 手動でサービス起動し、動作確認
→ 問題なく行けたので、サービスを自動に切り替えて再起動
→
2度目の正直、問題なし!!あーあ、しんどい。
これが終わったのが本日朝9:50で、
完了報告メールを9:55に送信。
今回の資料をまとめて10:45にやっと家に帰れました。
午前中で終わって良かったよ。。。
それにしてもサービス起動は要注意。
今までにここで失敗したことなかったから軽く見てたけど、
サービス起動アプリに変更点あった場合は、
一度手動でテストして問題ないのを確認してから
自動にして再起動したほうがいいです。
だって最後の最後でこれは辛いっしょ。。。辛すぎですよTT
コピー時間を考えたら超ゲンナリなわけで。
全部やったことがパァになるって、どんななんよ。
それも今回は新サーバだったからいいけど、
完全稼動サーバだともうどうにもならないんじゃない??
ここ、絶対仕様ミスだと思うよ、M$様。。。
あ~そうそう。
あれです。サーバの入替で注意すべきことが一点。
それはハードの構成が変わるということ。
んじゃそれの何が注意なの?っと言われてるとですね。。。
Notes.iniに関係してきます。
というのもNotes.iniには、TCPIP、LAN*、Portsのキーがあります。
この辺が変わる場合があるということです。
実際に今回のサーバ機器、前はLANカードのport2つだったのに
新しいのはport4つ。で、Dellのインストールキットを使うと
なぜかA portにLANケーブルを刺してるのに、
Windowsだと3番目のネットワーク接続に。
この関係でDominoサービスを起動すると黒コンソールに以下のエラーが表示されました。
2011/02/27 09:04:37 Error on Listen function: NOTES.INI に指定しているNETBIOSユニット/lana 番号がこのシステムでは有効でないかまたはネットワークが起動していません。
2011/02/27 09:04:37 Listener task for port LAN0tcpip is suspending for 20seconds due to listen errors
このため、Notes.iniのバックアップは必要です。
まず、元のサーバのNotes.ini。
あとは、新規サーバで一回目のサーバ起動時のNotes.ini
これを踏まえた今回の手順をまとめてみました。
サーバ機器の入替えは、同じサーバ機器上でのDomino入れなおしより手順が増えます。
今回やった手順とは一部変更がありますが、まぁ以下のほうがスッキリしていいでしょう。
参考にされる場合は、必要ないと思われるところは読み飛ばしてくださいな。
<作業手順>
条件:現サーバと同じサーバ名、同じIPを利用する
・現Dominoのコピー作業時IPアドレスとPC名を用意。
ActiveDirectryへの登録ができれば、PC名はその場で設定してもいいが、
登録制の場合は、先に登録しておくことが必要。
・OSを新サーバへインストール
・現Dominoのサービス停止
現サーバのIPアドレス変更
現サーバのPC名変更し、ADドメイン参加。
現サーバのNotes.iniをコピーし、ファイル名をNotes_old.iniにしておく
現サーバのDominoフォルダを共有に(一部のユーザだけにしたほうがいい)
・新サーバへのDominoインストール(VerはR7.0.2)
いつもの通り、ワタクシの場合は、
one-timeで行わず、英語版いれてから日本語ランゲージパックで置換
・新Domino動作検証。手動でサービス開始。
DominoディレクトリがNotesクライアントで参照できればOK
ここでのNotes.iniをコピーし、ファイル名をNotes_inst_first.iniにしておく
・新Dominoのサービス停止。
・現Dominoディレクトリを丸ごとコピー
一部のユーザのアカウントを使用して、ネットワークドライブの割付。
robocopyを使ったほうがいいです。
・丸ごとコピーしたものから、names.nsfだけ削除し、
新サーバのDominoフォルダへ上書き移動
・コピー完了したところで新Domino動作検証。手動でサービス開始。
ここで黒コンソール上にエラー表示されていれば、Notes.iniを直す。
Notes.iniを訂正する前に一度サービスを停止すること。
ここでのNotes.iniは、現DominoサーバのNotes.iniに一度新Dominoサーバの起動状
況が加わったものなので
Notes_inst_first.iniと比較検証をし、足りないキーや違っているキーを修正。
ただし全部Notes_inst_first.iniを鵜呑みにせず、
違っていても問題なさそうなキーは修正しないほうがいい。
間違ってキーを削除してしまった場合は、Notes_old.iniよりコピペしてください。
Notes.iniを修正後、再度動作検証(DBを参照できること、自動エージェントが動くこと等)
・問題なければ、サービスを自動にして新サーバを再起動し、
自動でサービスが上がってくることを確認。
こんな感じかなー
抜けがあったらゴメンなさいですzzz
[4回]
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COMMENT
No Title
M$は余計な機能を増やして、お金をせびり取ることしか考えていません。
Win7についても、同様なことが言えますね。
それなら、Win2Kのままでバージョンアップすればいいのにと思いますね。
私はやはり、Win2Kが最強みたいな考え方ですから。
なみさんはどうなのでしょうか?
Re:No Title
どーもですぅ。
いやぁ、今回はホントに疲れましたww
最後の最後でトチると疲れの量が増えますねぇw
>M$は余計な機能を増やして、お金をせびり取ることしか考えていません。
>Win7についても、同様なことが言えますね。
>それなら、Win2Kのままでバージョンアップすればいいのにと思いますね。
まぁセキュリティ要件を高くしなきゃならないってのが一番ネックなんでしょうけどね。
ん?いや、OSでセキュリティ要件高くしなくても、別ソフトでサポートすればいいんですよねぇ。
OSでやってくれるのは初心者向きではありますが。
>私はやはり、Win2Kが最強みたいな考え方ですから。
>なみさんはどうなのでしょうか?
うーん、ごめんなさい。
それ言うと自分的にはNT Workstationのほうが。。。
W2Kも良いほうでしたけどねぇ。
今ふっと思ったんですが、昔のほうがイイっていう製品、
M$製品以外にあんまり思い浮かばないんですけど!!w